医療的ケア児などの支援のために
病気や障害で、たんの吸引や人工呼吸器など日常的に医療的なケアが必要な「医療的ケア児」は、全国に2万人以上いると推計されています。医療の進歩を背景に、この10年でおよそ2倍に増えた一方で、子どもたちの居場所は限られ、家族への負担も指摘されています。そんな中、11月1日、「医療的ケア児」や「重症心身障がい児」のため放課後等デイサービスを行う施設が東海市にオープンしました。このオープンを前に、内覧会が開かれました。NPO法人TSUBAMEが東海市荒尾町にオープンしたのが、放課後等デイサービス「重症児デイRAISE」。これは、小学生から高校生までの医療的ケア児や重症心身障がい児を放課後などに預かる施設です。30日の内覧会では、訪れた人たちが職員からの説明を受けながら施設内を見学していました。