各地域　秋まつりで賑わう

東浦町の藤江神社で10月8日例大祭が行われ、だんつく獅子舞が奉納されました。藤江のだんつく獅子舞は、雄と雌の一対の親獅子と、6頭の子獅子が登場することから「八ツ頭」とも呼ばれています。愛知県内でも数少ない1人が1頭の獅子を演じる「一人立ち獅子舞」で、県の無形民俗文化財に指定されています。だんつく獅子舞の演目は「恋歌仙」「膝折」「隠獅子」の3幕で、それぞれの舞いの初めには、素戔嗚尊が棒を回して舞台を清めます。

大府市北崎町の山之神社とその周辺で8日、例大祭が行われました。この秋祭りで登場する山車は、半田市亀崎地区の「力神車」にゆかりがあることから「北尾力神車」と名付けられ、大府市の有形民俗文化財に指定されています。およそ4年前から行われていた大規模な修復作業は今年で完了し、7日には記念行事も行われました。8日はあいにくの雨でしたが多くの地域住民が参加し、お囃子や賑やかな掛け声とともに山車を曳いて町中を練り歩きました。