誤えんを防いで食事を楽しもう
口の筋力の衰えによって、噛む力や飲み込む力が低下すると、飲み込んだものが誤って気道に入る「誤嚥」を引き起こすことがあります。肺炎の原因にもなる「誤嚥」とその予防方法を学んでもらおうと、高齢者を対象にした講座が大府市で開かれました。この講座は7月から全3回のシリーズで行われ噛む、飲み込むといった、食事で必要な口の筋力が衰えることによって起こる病気の予防方法を学ぶことができます。3回目となるこの日は、「誤嚥性肺炎の予防」がテーマで、市内在住の60代から80代、合わせて9人が参加しました。講座では、食育推進員による寸劇「誤嚥性肺炎にご用心」が披露された後、歯科医師から、誤嚥の対策として食事をする際の正しい姿勢が伝えられました。