伝統のまつりに向けて
東海市の伝統の山車まつり「大田まつり」が、9月30日と10月1日の2日間行われます。これを前に地区にある4つの組が練習に取り組んでいます。大宮神社の例祭として始まった大田まつりは五穀豊穣と無病息災を願い行われていて200年以上の歴史があります。まつりでは、荒古組、黒口組、市場組、里組の4つの組が、お囃子の演奏と共に山車を引き回します。山車の前輪を持ち上げて回転させる「どんでん」や4台の山車が一斉に回転する「四脇どんでん大協演」がみどころです。9月27日には、荒古組の小中学生がお囃子の練習に励んでいました。練習には、当日山車の上でお囃子を披露する小中学生のほか大田小学校で開かれているお囃子教室に通う子どもたちも参加していて、試楽に行われるお囃子発表会に出演します。