木版画の世界を楽しんで
大府市で現在、木版画家・鈴木幹二さんの展示会が開かれています。愛知工務店が運営する大府市のリフォームショップ「リ・ライフ」では地元ゆかりの作家を応援しようと、店内のスペースを開放し、定期的に展示会を開いています。現在は、大府市出身の木版画家で、今年、没後20年となる鈴木幹二さんの作品、およそ50点を展示しています。鈴木さんは、大府荘・現在の国立長寿医療研究センターでソーシャルワーカーとして勤務する傍ら創作活動を行い、82年の生涯で、およそ1500点もの作品を生み出してきました。作品は大胆な構図と繊細な描写が特徴で、ニューヨーク近代美術館や愛知県美術館の収蔵品にもなるなど、国内外で高い評価を受けています。地元大府市の文化芸術の発展にも多大な貢献をしてきた鈴木幹二さん。自らの表現を追求し続けた生涯の一端を見ることができる展示会です。この作品展は来月20日まで開かれています。